約、30年前の平成4年(1992年)に上野松坂屋の中二階に当時あった「MONO SHOP」にて新品を購入した初めての機会式時計です。 アラビア数字も白からクリーム色に綺麗に変色して、まさにザ、ビンテージとなっております。 年に数回程度、2018年くらいまで秋から春にかけての晴れの日のみ着用とかなり大事にしてきましたので、目立った傷はありません。 裏面に関しては現在既存する中でもかなり綺麗な方ではないかと自負しております。 先月ジンデポに行った際にも是非当店で飾らして欲しいと冗談まじり申し出があった程に今となってはかなりレアだと店員さんも言ってました。 オーバーホールは2005年、2018年の2回実施しております。 2018年のオーバーホール（OH）後は大事にしまっており、一度も使用しておりません。 遅れが日差1分位を目安にOHを する様にと買った時に言われており、 先日、出品にあたり日差を測ったところ、 10〜15秒前後に収まっておりますので、 まだしばらくOHは大丈夫そうです。 ※ベルトは純正が劣化しておりましたので、 出品にあたり黒の皮ベルト（新品、社外）に付け替えておりますので気持ち良くご使用できると思います。尾錠は純正です。 ここまで状態の良い103ファーストは今後、 出てこないかも知れません。 1985～1997年の間のみに製造された初期モデルで、ムーブメントは手巻きのバルジュー7760。 ベゼルは現行の103.B.AUTOと同じアルミ製の両方向回転タイプです。 ケースバックには英語で仕様が刻印されています（現行品は全てドイツ語）。ダイヤルと裏蓋に“メイド イン スイス”と入っているのもこの当時の時計ならではです。 ダイヤルは視認性と実用性を重視した典型的なコックピットクロノグラフのデザインです。スモールセコンドと30分、12時間の各積算計を備えており、曜日表記は無く日付表記だけです。それがインデックスと同じ位のサイズでパッと見ると日付がとても目立ちます。ファーストモデルは3時の位置ジンのロゴが申し訳程度に入っており、現行モデルと比べてそのサイズが格段に小さくちょっとひ弱な印象を受けます。ここがマニアの心をくすぐります。 ※ビンテージに理解がない方は購入をお控え下さい。 ※ご購入後のキャンセルはトラブル防止のため受け付けできません。